実写映画の《歴代興行収入トップ10》に『国宝』食い込む!上位の顔ぶれは"洋画が多数"。『アバター』『ハリー・ポッター』超えなるか展望予測

映画『国宝』が、公開4カ月目に入っても異例のロングヒットを続けている。9月15日までの累計興収で142.7億円で、邦画実写作品としては実に22年ぶりの100億円超えだ。
本作はすでに邦画実写の歴代興収ランキングで2位にランクインしているが、今週ついに洋画を含めた実写歴代興収ランキングでもTOP10内へと順位を上げた。
次ページの「実写歴代興収ランキングTOP10」を見ながら、この異例ヒットの行く末について考察したい。
ついに『アバター』超えも見えてきた
『国宝』のこれまでの興収推移を見ると、若干の波はあるものの、封切りから3カ月間、ほぼ毎週10億円前後を上積みしてきた。
4カ月目に入り、一時期の勢いはやや落ち着いてきているものの、現在でも毎週7億〜9億円ほどの興収を積み上げていることから、実写歴代5位の『アバター』(159億円)を超えるTOP5入りも見えてきている。早ければ9月末から10月初旬にもTOP5入りを実現しそうだ。
そんな邦画実写の久々の記録的ヒットに、映画業界は沸いている。映画関係者をはじめ、主演の吉沢亮ファンや、映画の題材である歌舞伎のファンの間では、邦画実写歴代1位の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(173.5億円)超えへの期待が高まっている。
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