マルクスもケインズもシュンペーターも、みんな間違っていた…世界に混沌的危機をもたらした<経済学の罪>とは?「22世紀の経済理論」への試み

現在、世の中は混乱している。
政治は、世界中で大混乱、どこの国も先が見えないし、国際政治も、世界をリードする国が不在となり、混沌としている。
社会は、それ以上に大混乱だ。世の中の半分の人々が陰謀論を信じ、多くの国で国民は分断されている。
政治と社会の混乱の原因は経済にある。経済が政府にも社会にも制御できないほど暴走しているからである。
社会問題の多くは経済から生じている。経済的貧困、経済格差。それにもかかわらず、経済全体ではある意味順調ともいえるほど、世界経済は拡大し、世界の金融市場は膨張している。
ミクロとマクロの矛盾であり、経済的豊かさがマクロ的に拡大すればするほど、経済のミクロ的な困難が深まるという複雑怪奇な混沌的危機にさいなまれ続けている。
この経済的な混乱には、さまざまな要因があるが、この混沌を解きほぐして処方箋を与えられない理由ははっきりしている。
それは、経済学が間違っているからだ。
間違いを増殖させてきた経済学
18世紀から20世紀の経済学はすべて間違っていた。ただ数学的に精緻に仕上げることで発展し、社会的地位を急速に高めてきた経済学は、誤りを修正するどころか、現実世界の社会経済が変化し続けたことによって、さらに、現実と学問の亀裂を深め、断裂を修復するのは不可能なまでになってしまった。
しかも、その根本的な断絶、誤りに気付くことが誰にもできない状況にしてしまった。混沌しがんじがらめになった現実の経済を解きほぐすどころか、現代経済学の処方箋に従って政策を実行し、その結果を、経済学者たちが解釈することで、現実を理解することを完全に不可能にしてしまった。
経済学は、どこを間違ってきたのか。今の経済学のどこが間違いなのか。
全部である。
マルクスもケインズも、そしてシュンペーターも間違いであった。ケインズを間違って解釈したヒックスもサミュエルソンも、間違いを間違って解釈したのだから当然間違いであり、その後の正統派経済学はこれらの誤りの系譜をすべて受け継いでいる。




















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