品川区でもほぼ無名「都心に取り残された街」の姿 "東京の田舎"の姿を残した「中延」の深い魅力

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なかのぶスキップロードの入口
今回は品川区・中延を紹介。写真は「なかのぶスキップロード」の入り口(筆者撮影)
建築会社や不動産会社などが毎年発表する「住みたい街ランキング」。トップテンの顔ぶれを眺めると、常連の吉祥寺や恵比寿、新宿、目黒、最近だと北千住や大宮なんかも人気だ。しかし、どれも「まぁそうだろうな」と思えるような街ばかり。
この連載では、住みたい街ランキングにはなかなか登場しないけれど、住み心地は抜群と思われる街をターゲットに定め、そこを実際に歩き、住む人の声と、各種データを集めてリポート。そして、定番の「住みたい街」にはない、「住むと、ちょっといい街」の魅力を掘り起こしていく。

2025年のひとつめは、東急大井町線、都営浅草線の「中延駅(東京都品川区中延)」。地元の人たちに街の魅力を聞くと、決まって最初に口にするのが「交通の便の良さ」である。

アーケード商店街「なかのぶスキップロード」が駅を結ぶ

都営地下鉄、中延駅のA3出入り口から街に出ると、左手すぐに横浜に直行できる国道・第二京浜が見える。右手にほんの少し歩くと、東急大井町線の「中延駅」だ。

【画像16枚】かつては"東京の田舎"と呼ばれることもあった街・中延。再開発も進みつつあるが、懐かしい風景と人情が今も色濃く残る
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