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品川区でもほぼ無名「都心に取り残された街」の姿 "東京の田舎"の姿を残した「中延」の深い魅力

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駅周辺では再開発が進む

いくつかの不動産屋さんに断られ、今日はもう諦めようかなと思い始めていたときに、見つけたのが、地元で40年の歴史がある「中延不動産(東京都品川区中延2-5-13)」だ。

ご主人の谷中裕一さんに話を聞くことができた。

中延不動産株式会社(筆者撮影)

「この近辺にはかつて同潤会アパートが立ち並んでいた一角もあります。荏原中延駅の周りも、少し前までは木造の長屋が並んでいました」(谷中さん)

同潤会アパートとは、1923年(大正12年)に発生した関東大震災の復興のために建てられた集合住宅群だ。建築から長く経過し、建て替えが進んでいる。

「この界隈でいうと、中延2丁目、中延3丁目、東中延1丁目、東中延2丁目は品川区の木造密集地域に指定されていて、再開発が進んでいます。駅周りには新しいマンションも増えてきているんですよね。

かつての風景とは様変わりし始めています。この地域は交通の便の良さもあって、もともと人気の高い場所なんですけど、最近はさらに人気が出てきています。

30㎡前後のワンルームだと12万〜13万円くらいから、ファミリーでも住める40㎡前後で2DKくらいになると15万〜16万円くらいからのご紹介ですね」(谷中さん)

東京のど真ん中で、新旧の街並みが混在する中延。交通の便が抜群で、古くから店、商店街も元気となれば、住むにはかなりいい街だ。白蛇を祀る「蛇窪神社」があるおかげで、12年に1度の巳年である今年は、観光客も増えるだろうと思われる。話のネタにちょっと行ってみるのもいいだろう。

【大きな画像でもう一回見る】かつては"東京の田舎"と呼ばれることもあった街・中延。再開発も進みつつあるが、懐かしい風景と人情が今も色濃く残る
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