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パナソニック主要事業、"シナジーなき5兄弟"の同床異夢。事業同士やHDとの間には隔たりが大きい

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CESでのパナソニックの展示会場
(写真:編集部撮影)

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黒字下で社員約6%のリストラを敢行したパナソニック ホールディングス。計画未達、前言撤回が相次ぎ迷走する経営には社内外から不安の声が聞こえてくる。本特集では、輝きを失った電機の名門の今に迫った。

グループ売上高約8兆円のパナソニック ホールディングス(HD)。ここではその主要事業を擬人化して特徴を示した。

エレクトリックワークス社(EW)と家電事業のくらしアプライアンス社はHD傘下のパナソニック株式会社(パナ株)の社内カンパニー。4月以降はEWと空調&冷蔵ショーケースが事業会社として独立し、白物とテレビ等を合わせた家電事業は新設するパナ株となる。エナジー、インダストリー、コネクトはHD直下の事業会社だ。

HDはシナジー追求をうたうが、事業同士やHDとの間には隔たりが大きい。費用削減以外の具体的成果はまだ乏しい。

白物家電の王者として君臨

かつて「松下電器」、「ナショナル」のブランドで親しまれ、国内では白物家電の王者として君臨。長年グループの屋台骨だったが、最近は中国メーカーとの競争や国内市場の縮小で元気がない。売上高では電子レンジなどの調理家電が大きいが、利益はドラム式洗濯機など大物家電で稼ぐ。利益率の高いドライヤーやシェーバーは旧・松下電工由来の事業。全国にある「パナソニックショップ」など利害関係者が多く、社内外のしがらみの温床でもある。

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