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パナソニックHD「停滞」の本質/20年で日立製作所・ソニーグループと時価総額で約4倍も差がついた根本理由

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パナソニック本社外観
(写真:編集部撮影)

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黒字下で社員約6%のリストラを敢行したパナソニック ホールディングス。計画未達、前言撤回が相次ぎ迷走する経営には社内外から不安の声が聞こえてくる。本特集では、輝きを失った電機の名門の今に迫った。

全上場企業約3900社中で47番目。これがパナソニック ホールディングス(HD)の現在の立ち位置だ。日本有数の大企業ではある。だが、かつてのライバルたちとの差は大きい。

稼ぐ力にも差

パナソニックHDの時価総額は6.2兆円。それに対してソニーグループの時価総額は22.4兆円。日立製作所の時価総額は23.9兆円だ。両社とも全上場企業で上位6位以内に入る(時価総額、順位とも2026年2月末時点)。パナソニックとの差は約4倍になっている。

稼ぐ力にも差がついた。00年代後半から10年代前半に巨額赤字を出したのは3社に共通している。しかし、ソニー、日立が利益を増やしたのに対し、パナソニックの利益は足踏みしたままだ。

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