「有酸素を長くやる」はもう古い?…脂肪を燃やし締まった健康的な体になるための《短時間・高心拍》トレの科学

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トレーニングする男性
脂肪を落とすには、体を“脂肪を使うモード”に入れる設計が必要になります(写真:Fast&Slow/PIXTA)
頑張っているのに体が変わらない。そんな経験はないだろうか。体脂肪が落ちないのには理由があるが、そもそも脂肪は敵ではなく、体が生き延びるための高性能な備蓄だ。 では、どうすれば“使われる燃料”に変わるのか。鍵は「筋肉」ではなく「筋力」。 本記事は『体力おばけへの道 超ハードモード編』より一部抜粋・再編集してお届け。短時間でも心拍数を一気に引き上げる運動で、体を“燃えるモード”へと切り替える方法について解説する。

体を変える人は、「脂肪」と「筋力」を別々に扱わない

体を変えたいと思ったとき、多くの人はまず「脂肪」を見ます。体重、体脂肪率、ウエスト、見た目。結果が数値で確認できるからです。

しかし、脂肪だけを追いかけると、どこかで必ず頭打ちになります。なぜなら脂肪は、“燃やそう”と決めたら燃えるものではなく、体が「今使う必要がある」と判断したときに動員される燃料だからです。

そして、その判断を引き出す最大の鍵が「筋力」です。

ここで言う「筋力」とは、一般に言われる“筋肉が出せる力”だけを指しているわけではありません。重たいものを持ち上げる力や、繰り返し動き続ける力といった従来の筋力を土台にしながら、全身を同時に動員し、短時間で高い出力を生み出し、呼吸数と心拍数を一気に引き上げる……そうした体を動かすための「機能としての強さ」まで含めて、本記事では「筋力」と捉えていきます。

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