「愛着は薄い」との声もあったけど…
――上の人は街への愛着が薄い。
そんな一言に始まり、坂を上り、降り、また上って歩いた今回の取材。上(日吉駅の周り)は、学生が多いので、「期間限定の仮住まい」といった意識があるのかもしれない。
「ゴミ出しのルールを守らない人が増えてきた」などの声も聞かれた。そうしたところから「愛着が薄い」の言葉が出てきたのかもしれない。
でも、日吉駅近くの商店街の人たちは皆気さくだし、慶応大学のキャンパス内では子どもの手を引いた若い家族が連れ立って歩いている。また日吉本町駅の周りは地域の住民イベントも盛んだ。そんな1つひとつの光景を見ていると、この街にはたしかに“つながり”が根を張っているのだと思わされた。
そんな日吉は、住むとちょっといい街なのである。
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