いつも何かモノを「もらえる」人の意外な共通点 持ちすぎていた私が「もらう名人」になった理由

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お歳暮に送られてきたスモークサーモン一匹を一人暮らしの身では完全に持て余し、慌ててご近所の料理上手に差し上げたら美味しいマリネになって帰ってきた。これぞ現代の魔法!(写真:筆者提供)
疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第38回をお届けします。

食べ物をもらいまくっている私

さて、地味にお気付きの方もおられるかもしれないが、この「もらって暮らす」という夢のような生活を実現する方法を解説するシリーズを当コラムで始めて以来、毎回、冒頭の写真は私が実際に「もらった」さまざまなモノたちで飾らせていただいている。

稲垣えみ子氏による連載38回目です。

で、改めて自分でもビックリしたんだが、いやはや私、ホントもらいまくってますな!

だってこれは「去年もらった」とか「以前もらった」とかの古い資料写真を引っ張り出しているわけではないのだ。どれもこれもリアルタイムに、昨日今日もらいたてホッカホカのものをせっせと撮影しては、インスタで鼻高々に自慢するかのごとく、当コラムにせっせと投稿しているのであります。

もらっているのが食べ物ばかりなのは、私がもらってうれしいモノといえば一にも二にも食べ物だからである。モノのない暮らしを満喫しているので、食べ物以外のモノをいただいたところでほとんど持て余してしまう……ということを、わが周囲の皆様はちゃんとご存じなのだ。

つまりはですね、私は今まさにこの時を、自分が本当に必要としているものを、何でもかんでもお金で買うことなく、日常的に「もらって」生きているのだということを、わが写真がきっちりと証明しているのであります。

いやー、かえすがえすも奇跡ですな。

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