
富士山の麓に位置する、山梨県富士吉田市。もともと富士登山の玄関口として賑わい、硬くてコシの強い「吉田うどん」でも知られています。この街が最近、2つの点で注目されています。
1つは、2025年1~3月に放送されたドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系列)のロケ地となったこと。
そしてもう1つは、近年、外国人観光客を多く集めており、オーバーツーリズム問題で取りざたされるようになったことです。
ホットな話題を集める注目の街、真夏の富士吉田を訪れてみました。
なぜ「吉田ルート」に外国人が殺到?
環境省では、富士山の4つの登山ルート(吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート)に赤外線カウンターを設置し、登山者数調査を実施しています。
うち富士吉田サイドの「吉田ルート」は、山開きが7月1日と最も早く、かつ1日あたりの登山者数が最多です。調査によると、2000〜3000人ほど登っているようです。
2025年からは本格的な入山規制が実施されています。入山料が4000円、人数規制は1日4000人となり、時間制限も設けられるなど、いわゆる「弾丸登山」の防止に向けた規制も導入されました。
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