2025年7月、JR東日本が2027年春に新しい夜行特急列車を導入すると発表。青を基調としたカラーリングになることから、鉄道ファンの間で「ブルートレイン復活」と話題になっている。
日本から遠く離れた南アフリカ共和国(以下、南アフリカ)にも「ブルートレイン」が走っている。世界100カ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員が、乗車して感じた魅力と課題を紹介する。
24時間対応の専属バトラー付き
南アフリカのブルートレインは、行政首都プレトリアと立法首都ケープタウンを結ぶ。走行距離およそ1600キロメートルを、2泊3日で走る。これは、新幹線で東京から鹿児島中央までの距離(1485.5キロメートル)より長い。
客室タイプは2種類あり、バスタブ付きのラグジュアリースイートと、シャワーのみのデラックススイート。いずれも24時間対応の専属バトラーが付き、きめ細かなサービスが提供される。


















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