富裕層に変わらぬ人気、南アの豪華列車「ブルートレイン」の車窓から"見えたもの"――バドラー付き2泊3日・32万円の旅のギャップ

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ブルートレイン
ブルートレイン乗車記念のグラスとルームキー(写真:筆者撮影)

2025年7月、JR東日本が2027年春に新しい夜行特急列車を導入すると発表。青を基調としたカラーリングになることから、鉄道ファンの間で「ブルートレイン復活」と話題になっている。

日本から遠く離れた南アフリカ共和国(以下、南アフリカ)にも「ブルートレイン」が走っている。世界100カ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員が、乗車して感じた魅力と課題を紹介する。

【写真】これが“走る高級ホテル”と言われる、南アフリカ「ブルートレイン」の全貌とディナーです(19枚)※外部配信先では写真を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください。

24時間対応の専属バトラー付き

南アフリカのブルートレインは、行政首都プレトリアと立法首都ケープタウンを結ぶ。走行距離およそ1600キロメートルを、2泊3日で走る。これは、新幹線で東京から鹿児島中央までの距離(1485.5キロメートル)より長い。

客室タイプは2種類あり、バスタブ付きのラグジュアリースイートと、シャワーのみのデラックススイート。いずれも24時間対応の専属バトラーが付き、きめ細かなサービスが提供される。

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