頂き物に「お返し」したら叱られたまさかの理由 「そんなことするならもう差し上げません!」

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これが現代版「笠地蔵」の正月の食卓だっ!(写真:筆者提供)
疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第39回をお届けします。

心からの幸せを噛み締める正月

みなさま新年明けましておめでとうございます。どうぞ本年も「買わない生活」をどうぞよろしくお願いいたします。

稲垣えみ子氏による連載39回目です。

さて早速ですが、私新年早々、さっそく「もらって」しまいました!

私が喜ぶのは食べ物、そして新年となれば……そう「おせち料理」! 近所のおばあちゃんが小さな重箱3段とタッパー2個にぎっしりのおせちを作ってくださいまして、実家に帰る前に「お父様と一緒に食べてくださいね」とわざわざ持ってきてくれたのです。

さらには別の近所のおばちゃんも、正月用の「のし餅」を米屋から取り寄せたからお裾分けするネとメールをくださいまして、帰宅すると、紙袋に入ったつきたてスベスベのお餅がわが郵便受けにイン!

このお2人のご厚意により、老父と私の2人は正月を無事に迎えることができたのでした。

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