「もしも自宅が水害の被害を受けたら…」。浸水した家のその後、片付けや掃除はどうすればいい? 《水害時の掃除の新常識》

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
水害
ゲリラ豪雨や線状降水帯で記録的な大雨に見舞われることが増えています(画像:TKM / PIXTA)

8月10日から11日にかけて、九州北部を中心に線状降水帯が繰り返し発生し、記録的な大雨となりました。水害で被害に遭われた方々に、謹んでお見舞い申し上げます。皆さまのご無事と、少しでも早く安心して暮らせる日が戻ることを願っております。

水害時の室内は、地震のとき以上に「被害がひどい」と言われることがあります。家具が浮力で持ち上がり、洗濯機の中で回されたように散乱することもあります。さらに泥水を含むため、放置するとカビや腐敗の原因になります。水分で重くなり掃除も厄介です。

床下浸水で見た目に被害がなくても、断熱材が水を吸って壁一面がカビまみれになることもあります。

掃除は時間との勝負ですが、同時に罹災(りさい)証明や保険の手続き、修理の依頼なども必要です。詐欺業者の被害も報告されており、早い段階で信頼できる人の助けを求めることが重要です。

全体を見通し、優先順位を決めるための作戦づくりが欠かせません。ここでは、そのために役立つ資料をご紹介します。

【画像多数】浸水被害を受けた家の掃除と片付けのヒント

浸水被害を受けたときに役立つ資料2つ

ご紹介する資料は2つです。

株式会社荏原製作所『住宅における水害対応マニュアル』/イラスト:中井伶美(れいみ)

株式会社荏原製作所『住宅における水害対応マニュアル』
株式会社荏原製作所『住宅における水害対応マニュアル』(イラスト:中井伶美)

震災がつなぐ全国ネットワーク『水害にあったときに」~浸水被害からの生活再建の手引き~ 』(2025年3月改訂)

『水害にあったときに』
震災がつなぐ全国ネットワーク『水害にあったときに~浸水被害からの生活再建の手引き~ 』(2025年3月改訂)
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事