「仏では激レアなゲームパッケージ」「藍染ジーンズ」「コーヒー缶」…パリ在住国際カップルが日本旅行で入手した《意外な宝物》を見せてもらった

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パリ在住の国際カップル、フランス人セドリックさんと中国人ユアンユアンさんが日本で買ったモノとは……?(著者撮影)
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インバウンド需要の高まりが連日話題となっている昨今、では訪日観光客は日本のどのような点に魅力を感じているのだろうか。本連載では、海外から日本を訪れた旅行者に「買ったもの」を見せてもらい、その選択の背景や嗜好を探っていく。
連載1回目では、パリ在住の仏・中カップルを取材。

パリ14区のスーパーで「ミャクミャク」に遭遇

週末のパリ14区。閉店直前の混み合うスーパーのレジで、筆者は前に並んでいたカップルのカバンに目が止まった。なんと、大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」のお守りがぶら下がっているのだ。2人に声を掛けてみると「かわいいでしょう?大阪万博のキャラクターが大好きで、開幕直前の日本で買ってきたんですよ」と答えが返ってきた。

そこで筆者は少しためらいつつも聞いてみた。

「あの……日本で買ったモノを見せていただくことはできますか?」

ミャクミャク
今回取材をさせていただいたカップルとのご縁をつないでくれたミャクミャクのお守り。カバンはユニクロだ(著者撮影)

中国人のユアンユアンさんとフランス人のセドリックさんは、パリで暮らす国際カップルだ。

会社員とエンジニアとしてそれぞれ働く2人は、今年の春、初めて日本を旅行した。アニメやゲームを愛するセドリックさんにとって日本は憧れの国で、それが日本行きを決めた一番の理由だった。

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