「仏では激レアなゲームパッケージ」「藍染ジーンズ」「コーヒー缶」…パリ在住国際カップルが日本旅行で入手した《意外な宝物》を見せてもらった

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なお、筆者がフランスのゲームショップで、店に備え付けのSwitchで遊んでいた高校生くらいの男の子2人に聞いてみたら、「ダウンロードのほうがお店で買うよりも安いからダウンロードを利用する。だからパッケージ版は持ってない。日本には行ったことがないけれど、日本語で書かれたパッケージはカッコイイから欲しくなると思う」とのこと。

筆者はゲームには詳しくないが、日本人が言葉はわからなくともフランス語の絵本をお土産に買って帰るような感覚に近いのかもしれない。

セドリックさんが着ているTシャツに注目!

セドリックさんが初めて夢中になったゲームは、任天堂のゲームボーイ『ポケットモンスター赤・緑』だった。だからこそ旅行中、ゲームの中で歩いた日本の都会や田舎などの街並みを、自分が本当に歩いているのが不思議で面白く感じたらしい。

一番好きなゲームは、ゼルダの伝説。最近発売になったNintendo Switch 2も、1月に任天堂がSwitch 2を正式発表をしたときは「もしかしたら日本で買えるかも!」と思ったが、結局フランスで手に入れた。

すでにお気づきかもしれないが、この日セドリックさんが着ていたTシャツにはアルファベットで任天堂と書かれている。これは、京都府宇治市にあるニンテンドーミュージアムで買ったそうだ。

カバンからお土産を取り出して説明する2人。任天堂の世界的な根強い人気を感じた(著者撮影)

続いてアニメグッズを見せてもらった。

セドリックさんは、ドラゴンボールやポケモンのアニメを見ながら育ったそうだ。

一方でユアンユアンさんは小さい頃に中国で、ドラえもん、ちびまる子ちゃん、クレヨンしんちゃんや名探偵コナンなどを見ていたらしい。

年齢の近い2人だが、生まれ育った国が違うので子供の頃に見ていたアニメも違った。もしかすると男女の違いもあるかもしれないが、フランスと中国では好まれるアニメのテイストが違うようだ。「フランスでは日常生活の話よりも、もっと少年漫画っぽいストーリーや、ゴジラのような怪獣が出てくる戦隊モノが好まれているんじゃないかな」とセドリックさん。

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