 
20~30代で糖尿病を発症
糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足したり、効かなくなったりして、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気だ。
インスリンは血液中のブドウ糖を筋肉などに取り込む役割があるため、食後に血糖値が上がりすぎないよう作用する。
しかし、肥満の人が多く蓄えている内臓脂肪の脂肪細胞からは、インスリンの働きが悪くなる炎症物質が分泌されるため、食事によってブドウ糖が血液中に入っても、筋肉などに取り込まれない。その結果、血糖値が高くなる。
ところが、日本では肥満の基準をBMI※25以上としているが、矢野医師は「糖尿病の患者さんは、実際には標準体重の人が多い」と話す。
※BMI(Body Mass Index)=体重(kg)÷身長(m)の二乗





 
         
         
         
        
       
           
           
          
         
          
         
         
         
         
        











