「血糖値が高い」と気にしている人の重大な盲点 「血糖値の安定」こそが重要な理由
「高血糖よりも怖いこと」とは?
「血糖値が高いから糖尿病が心配だ」
「そんな甘いものを食べたら血糖値が上がるよ」
「血糖値」を気にする人は多いと思います。特に40代以上になると血糖値を心配する方が増加します。
しかしその多くは「単純に血糖値が高いこと」を気にしているのではないでしょうか。
血糖値は血液中のブドウ糖の濃さのことです。身近なところでは、健康診断などで測った空腹時の血糖値を覚えておいででしょう。
確かに血糖値が高いと糖尿病のリスクが高まります。糖尿病になって高血糖状態が続くと、全身の血管にダメージを与えてしまいます。高い濃度のブドウ糖がタンパク質を変質させてしまうのです。
糖尿病の合併症として知られる神経障害、網膜症、腎症は、いずれも血管が傷つけられることによって起こるものです。また脳梗塞や心筋梗塞が起こるリスクも高まります。
ただ、これはよく知られている話なのでご存じの方も多いと思います。
しかし実は高血糖と同じぐらい、いやもっと恐ろしいかもしれない状態があります。それが「血糖値の急激な低下」や「血糖値が安定していない」状態です。
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