専門医が教えるがん検診「ムダな検査」「必要な検査」――【肺がん】CTが必要な人・不要な人の違い【子宮頸がん】内診が嫌な人の注目の検査とは?

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がん検診の基本知識と、肺がん・子宮頸がん検診の正しい受け方について(写真:polkadot/ PIXTA)
いまや日本人の2人に1人が診断されるがん。早期に発見すれば、体への負担が小さい治療ですみ、長生きも可能だ。さらには、進行時と比べてトータルの医療費も少なくてすむというメリットもある。
そんな早期発見に役立つのが「がん検診」だが、その有効な活用法については意外に知られていない。今回はがん検診の仕組みと、自分に合った「肺がん検診」と「子宮頸がん検診」の受け方について、国際医療福祉大学三田病院予防医学センターの桑野和善医師(センター長)、齊藤英子医師に聞いた。

がん検診の種類は大きく2つ

一口にがん検診といっても、いろいろと違いがある。制度としてみれば、主催者と目的によって、大きく以下の3タイプに分かれる。

1.自治体が住民のがん死亡率減少のために行う検診(住民検診)
2.企業、あるいは加入している公的医療保険(健康保険組合など)が、従業員などの福利厚生に用意する検診(職域検診) 
3.医療機関が用意したメニューから、個人が選んで受ける検診(人間ドックなど)

また、対象とする集団での死亡リスクを減らすことを目的とするのが「対策型検診」で、自分自身のがん死亡リスクを減らしたい、といった個人的な目的で実施されるのが、「任意型検診」である。

その点からすると、上記の1は「対策型検診」、3は「任意型検診」である。2は「対策型検診」とすべきとされるが、実態は「任意型検診」だろうと、齊藤医師が説明してくれた。

簡単にまとめると、以下の表のようになる(※外部配信先では表を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

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