"葬儀で出すポップコーン1皿2200円""総費用780万円"――くらたまが伝えたい「大切な人が亡くなったあとに後悔したこと」

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夫が「家で死ぬ」と決めた日 すい臓がんで「余命6か月」の夫を自宅で看取るまで
通夜・葬儀を行った東京・桐ヶ谷斎場には多くの弔問客が訪れました(写真提供/倉田真由美)
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漫画家でエッセイストの倉田真由美さんは、すい臓がんで「余命6カ月」と宣告された夫の叶井俊太郎さん(享年56)を自宅で看取った。宣告の日から1年9カ月後だった。
「家で死にたい」という夫の思いを妻はどう受け止め、何を準備したのか。倉田さんの著書『夫が「家で死ぬ」と決めた日 すい臓がんで「余命6か月」の夫を自宅で看取るまで』から、一部抜粋・再編集して紹介する。

今も後悔している葬儀のこと

葬儀については、ほとんど何も考えていませんでした。夫の希望も聞いていません。

夫の存命中に彼の死後のことなんて考えたくなかったし、そのことについて話をするのも嫌でした。こだわりがあれば夫が言うでしょうし。

(イラスト/倉田真由美)
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