女がガッカリする会社は男もだいたい不幸だ

白河桃子さんと考える最強の就活と働き方

就活の変化の兆しとは?
東洋経済オンラインに集いし、労働者・学生・市民諸君! 若き老害こと、常見陽平である。もうすぐこの連載も1周年。超絶意識の高い学生社会活動家、コンサルタント、トップ営業マン、商品企画担当者、格闘家、コラムニスト、作家、ミュージシャン・・・など実にさまざまな人と対談してきた。なんだかんだ言って「働き方」という軸はブレていなかったように思う。……いや、ブレていたかな。
今回は原点に戻り、この人と「働き方」について語り合ってみた。ジャーナリストの白河桃子さんだ。白河さんといえば「婚活」の本で知られているが、実に幅広く主に女性を中心としつつ、働き方について意欲的に研究と発信を続けている。白河さんと2016年度の新卒の就活を振り返りつつ、変化の兆しについて語り合ってみた。

就活時期繰り下げで

常見陽平(以下、常見):秋になり、学生たちの就活もだいぶ落ち着いてきました。まあ、売り手市場化しているとはいえ、まだ未内定者はいますし、内定先に納得がいかず、まだ続けている人もいます。白河さんも私も、普段学生たちとかかわる機会が多いわけですが、今年の就活についてはどうお考えでしょうか?

白河桃子(以下、白河):私は苦労している学生と、難なくこなす学生の二分化が顕著だと思いました。就職活動の時期が繰り下がったのも原因のひとつでしょうし、昨年度、就活をした学生たちが比較的楽だった分、今年は出遅れた子が多かった気がしますね。一方、大学1〜2年から就職活動を意識していた子のだいたいはうまくいっています。景気やルールの変化にとらわれないでいたのが、功を奏したのでしょう。

常見:白河さんの周りの女子学生たちはどうでしたか?

白河:春〜夏にかけて選考が集中するじゃないですか。だから、彼女たちは化粧も落ちてしまうような暑さの中でいろいろな会社を見て回らないといけません。そういう意味では厳しい就活だったと思います。あとは時期繰下げによって、一般職志望の女子たちが例年よりもキャリア選択にかけられる時間が短くなってしまったのは大変だと思いました。これは今後も懸念すべきことです。

常見:ルールが変わった直後は、毎回新しい問題が出てきますよね。私も、今年は企業の「面談会」に悩む学生が多く見受けられたのは、問題だと思いました。

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