偏差値が20以上も上の大学に入れた例も!一発逆転も可能な《年内入試》、そのリアルと具体的な対策を“河合塾ベテラン講師”が明かす
狙い目の大学・学科はある?
――年内入試には、「AO入試」から名称が変更された「総合型選抜」と、かつて「推薦入試」と呼ばれていた「学校推薦型選抜」の2つがあると聞きました。特に総合型選抜は情報戦の側面も強いですが、たくさんの選択肢がある中で、狙い目の大学や学部はありますか。
狙い目と言われると難しいのですが、倍率が低い学部・学科というものはあります。ただこれも単純ではなく、たとえば、外国語学部のなかでも人気の英語学科には応募が多く集まり、少しマイナーな言語の学科には応募が少ないということはありますよね。
ですが、人気の学科は募集人数も多いため、どちらが高倍率になるかはわかりません。たとえ応募者がたった2人だったとしても募集人数が1人だった場合、相手が自分よりも優れていれば負けてしまうわけですから、単純に倍率だけで考えるのは危険だといえます。
ですから、「総合型選抜」では合否の確率が読みづらいですよね。一般入試であれば偏差値という指標や模試による合格判定などによって比較的、精度高く予測することが可能ですが。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら