「積み上げた 俺の処遇を 一瞬で またぎ越えてく 爆上げ初任給」売り手市場に泣く採用担当の悲哀つまった【採用川柳・短歌】

✎ 1〜 ✎ 799 ✎ 800 ✎ 801 ✎ 802
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
就活生(写真:8x10 / PIXTA)
(写真:8x10 / PIXTA)

8月7日の配信記事『「手書き散る」就活川柳が映す、AI浸透の就活戦線』では、2026年入社を目指す就活生の川柳・短歌を紹介した。そこでは、売り手市場を背景に、したたかに、そして時には不安を抱えながら就職活動にのぞむ学生の姿が映し出された。

人事を翻弄する「初任給引き上げ」と「生成AIの進化」

『就職四季報 総合版』最新号発売中!詳細はこちら

それに対し、採用担当者による「採用川柳・短歌」の入選作品からは、学生優位の市況に翻弄されながらも、未来の仲間を見いだそうと奮闘する人事の生々しい本音と悲哀が浮かび上がる。今年は「初任給引き上げ」と「生成AIの進化」が大きなテーマとなっている。特に、採用競争力強化のための初任給引き上げが既存社員との間に新たな火種を生んでいる実態や、AIを駆使する学生との高度な心理戦は、多くの人事担当者が直面する課題だろう。深刻化する採用難と内定辞退の嵐の中で、それでも「人」を見極めようとする採用担当者たちの魂の叫びをご覧いただきたい。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事