中学受験2026、「偏差値と入りやすさ」にみる"真の穴場校"はここ!広報上手な人気校に隠れがち?中央大横浜と白百合、城北に注目すべき理由
少子化の中、中学受験率は相変わらずの高さを保っている。栄光ゼミナールの入試情報センター 藤田利通さんはこう話す。
「文部科学省が公表している学校基本調査によると、首都圏の児童数も2028年受験組までは、現在と同じぐらいの人数を保ちます。25年度入試は堅実志向でしたが、これがあと2年ぐらい続くのではないでしょうか」
つまり、26年は相変わらずの激戦となる。そのため、チャレンジするよりは堅実に合格を狙っていく傾向になるというわけだ。
「特定の人気校に受験生が集中」で想定外の結果に…
一方で藤田さんはこうも言う。
「堅実志向と早期決着の傾向が、受験生にとってプラスになる一方で、副作用のように『人気校への局所集中』という課題が生まれています。特定の人気校に受験生が集中してしまい、想定外の結果になってしまうケースが増えています」
例えば、25年入試では広尾学園や三田国際科学学園のような難関の人気校はもちろん、日本工業大学駒場や安田学園といった中堅の話題の学校にたくさんの受験生が集まった。


















