でも、多くの人にとって、人生最高額のお金が動くのは、「家賃・地代」や「不動産の売買」だ。この大規模なお金のやり取りを単なる支出で終わらせるか、次へつながる投資にするのかは、大きな違いを生むと言っていい。
高くてもいい部屋を選べ
「部屋」「家」「マイホーム」―――不動産は、資産を増やすなかで誰もが一度は手にする重要な財産でもある。だから、お金持ちは投資と同じくらい、不動産市場の動きに敏感に反応する。
今、手元にまとまったお金がない場合、不動産投資にはあまり興味がわかないかもしれないけれど、「家問題」の基本的なことを知っておかないと深く後悔するはめになるかもしれない。
ひとり暮らしをはじめるあなたには、「できるなら自分が払える範囲内でいちばんいい部屋に住むこと」をおすすめする。
そうすれば、当然家賃の負担は増えるだろう。お金を貯めろといいながら、なぜそんなことをすすめるのかって? あなたには、住む場所への投資だけは絶対に妥協しないでほしい。なぜなら、住居はあなたの生活の出発点になるからだ。



















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