アグネス・チャンさん。70歳になった今「完璧を目指さなくなった」理由――限りあるこれからの時間を大事に使うためにしたいこと

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花畑にいる女性
年齢を重ねても、しなやかに生きていくためのヒントとは。著者が自らの体験を通して語ります(写真:Artsaba Family/PIXTA)
年齢を重ねるにつれ、「完璧」を目指すよりも「まずはやってみる」ことの大切さが見えてきたというアグネス・チャンさん。8月20日に70歳の誕生日を迎えました。
過去にとらわれず、未来に目を向け、自分を肯定できる心を育むことが大事だと言います。著書『70歳、ひなげしはなぜ枯れない 心も体もしなやかでいるための45のヒント』から、一部を編集してお届けします。

「完璧」を目指さず「完了」を目指す

私がこの年齢になって、はっきり思うようになったことがあります。それは、「ちゃんとやろう」「完璧にやろう」なんて思う必要なんて、まったくない、ということです。

若い頃の私は、「もっと上手にできるようになってから」「万全な準備が整ってから」と、つい自分にブレーキをかけてしまうことがよくありました。でも今の私は、「まずはやってみよう」「小さくてもいいから、とりあえず形にしてみよう」と思うようになりました。

なぜなら――時間には限りがあるからです。

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