「勉強を教えない親のほうが子供の成績が伸びる」ワケ "親は高卒"の東大生に共通する学力UPの教育法とは

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漫画:ドラゴン桜
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』が1月29日に発売されました。連載第196回は、子供を伸ばす親の特徴についてお話しします。

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東大生の親は高学歴?

なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること
『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

「東大生の親は、さぞ頭のいい人が多いだろう」と考える人は多いと思います。実際、話を聞いていると両親が高学歴だったという東大生はたしかに多くいます。親が東大・京大出身という人もめずらしくありません。

しかしその一方で、「親は高卒だった」「短大卒で、受験を経験したことがない人だった」という東大生も一定数存在します。むしろ逆に、高学歴で頭のいい親を持つ受験生のほうが、思ったような結果を残せないというケースもあるのです。

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