日本男子は忙しいフリをするのが得意!? 仕事のスピードが世界基準より遅すぎる

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世界基準のスピードで仕事をしている人ほどサボったり休んだりする(写真 : Rawpixel / PIXTA)

こんにちは。はたらく女性のかていきょうし、タブタカヒロです。

普段は外資系企業で仕事をしているので、海外のビジネスパーソンと仕事をする機会があります。そんなとき、彼らと日本のビジネスパーソンのパフォーマンスを比べて、大きな差に気づかされることが少なくありません。

それは「生産性」の差。特に仕事のスピードです。

生産性については、ひとり当たり、もしくは1時間あたりGDPといった統計データが引用され、日本のそれは世界的に見ても低いということをよく耳にします。海外に行くと日本男子の仕事スピードの遅さを現場レベルで実感することがあります。

数年前、海外で仕事をしていたある日、日本で働いたことがあるという外国人女性に話しかけられました。初対面ですがお互いに会話が盛り上がり、そのとき彼女がサラッとつぶやいたひと言が印象的でした

「日本のビジネスパーソンって、忙しいフリをするのは上手よね(笑)」

日本人の生産性が低い原因のひとつは、忙しいフリをして一人ひとりが仕事を長時間続けること。かつて日本のサラリーマンは海外から「Work hard(頑張る)」と評価されていましたが、今や「Stay long(長くいる)」と見られている。もうグローバルでバレているんだなと気づかされました。

今回は日本男子の仕事が遅い理由を考えつつ、はたらく女性が世界基準の仕事スピードを身につけるお作法をご紹介したいと思います。

サボって休んで、短時間に集中する

日本男子の仕事スピードが遅いのは、次の2つの原因があると思います。

1.必要以上に時間をかけている

2.タスクの進め方に問題がある

外国人女性に「忙しいフリをするのが上手」とお見通しされたのは、1の典型例。時間をかけるほど成果が上がるというのは、日本のビジネスパーソンに多い思い込みです。

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