目標を達成する人は、心をこう鍛えている! 意志力を鍛えるための「日常の習慣」

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(写真:IYO/PIXTA)

※前々回記事:激務でも心が折れない人が持つ「3つの習慣」

※前回記事:心が強い人は「目標を作り続ける癖」がある!

筆者の周囲を見ていると、仕事で成功する人には、「不安でも強気でいられる」という特性があることが少なくありません。これまでの3回の記事では、さまざまな角度からその要因を考えてきました。今回の記事では、そのうちの重要なポイントである希望力を高めるための習慣について考えていきます。

人生や仕事の成功と関係がある「ウィルパワー」とは

希望力を高める要素のひとつは、前回記事でお伝えした「ウェイパワー(Way Power、見通し力」ですが、もうひとつが「ウィルパワー(Will Power、意志力)」です。

ウィルパワー研究の第一人者であるアメリカ・フロリダ州立大学の心理学者ロイ・バウマイスター博士は、「ウィルパワーの高さは、人生や仕事での成功と関係がある」と考えています。

ウィルパワーの高さは、学校での成績、仕事でのリーダーシップ、収入レベル、結婚相手との関係性や心身の健康、そしてレジリエンスとも相関があると言われています。

一方で、ウィルパワーが弱ってしまうと、自制心が発揮できず、過食や過飲、暴力やギャンブルなどのネガティブな行為に走りやすくなります。

皆さんも、やるべき仕事が残っているのに、ついスマホを見たり、Facebookで時間を費やしたり、TVやネットを見すぎたりして、無駄な時間を過ごしたことはないでしょうか。

このように、ウィルパワーは、目標に向けて何かを成し遂げる前向きな力だけでなく、目標までの道筋にある「誘惑」に負けない自己コントロール力も含まれているのです。

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