1年間で5カ国語マスターした現役東大生が実践する「ChatGPTを活用した語学学習法」とは

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(写真:Fast&Slow / PIXTA)
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皆さんはChatGPTをどのように使っていますか?ChatGPTやGemini、Claudeなどの生成AIは、文章作成や要約作成など、多様な分野で活用できることが知られています。しかし、あまりにも便利であるがゆえに、どうやって日常生活の中で活用したらいいのか、よくわからないという方が多いのではないでしょうか。
本稿では、「1年で5ヵ国語をマスターした私の外国語「同時」習得法」を上梓した清野考弥氏が、東大生がどのようにChatGPTを活用しているのかをわかりやすく解説します。

とっさにグーグル翻訳に頼るのはもったいない

皆さんは、「これって英語でなんて言うんだろう?」と思ったとき、どうやってその英語表現を調べますか? 例えば、駅で外国人から声をかけられたときに、「この電車を乗り換える必要があるって言いたいけど、『乗り換える』ってなんて言えばいいんだ?」と思った時、多くの方は、スマホからインターネットで「乗り換える 英語」と検索するか、Google翻訳などを使って、「乗り換える」を翻訳するでしょう。

そうすると“change trains(電車を乗り換える)”などの表現にたどり着くと思います。このように、知らない英語を調べるために、インターネット検索やGoogle翻訳を活用している人の姿は、よく見かけますが、実はこのような外国語学習の方法は非効率なのです。というのも、知らない単語や表現を調べたとしても、大体はその場限りの知識で終わってしまい、外国語力自体の底上げができないからです。

そんなときに役に立つのが、ChatGPTです。ChatGPTをはじめとした生成AIは、外国語の翻訳に非常に優れており、インターネット検索やGoogle翻訳等よりもはるかに効果的な外国語学習を実現することができます。例えば、ChatGPTの画面を開いて、「『乗り換え』を英語で」と送信してみましょう。すると、transfer(一般的な意味での「乗り継ぎ」)、change trains(電車を乗り換える)、make a connection(飛行機を乗り換える)、switch(比喩的な「乗り継ぎ」)など、さまざまな表現を例文付きで紹介してくれます。

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