【配信予定】1月13日(土)
AI活用で日本人の英語への心理的障壁が消える
カリスマ講師・安河内哲也が語るAIと英語学習
1月14日(日)
英語学習の挫折を防ぐカギは「システム化」だ
1年後の英語能力は毎日の“積み立て”で決まる!
1月15日(月)
無料ChatGPTで英語を学ぶコツ①リーディング
無料ChatGPTで英語を学ぶコツ②ライティング
無料ChatGPTで英語を学ぶコツ③スピーキング
無料ChatGPTで英語を学ぶコツ④リスニング
<無料>日本人が「英単語力」を強化する方法ベスト10
1月16日(火)
「英語公用語」企業のトップが語る英語とAI
AI時代にあえて「英会話教室」を使うメリット
中学・高校の英語で「対話型AI」が使われる日
<無料>「TOEICのスコア」をAI活用で引き上げるコツ
1月17日(水)
海外ニュースに頻出する英語のキーワード200
1月18日(木)
仕事でも勉強でも大活躍する英語アプリはこれだ
英語のビジネスメールをAIで上手に仕上げるコツ
1月19日(金)
AI翻訳の誤訳を激減させる日本語文章テクニック
ビジネスに役立つ英語を速攻でマスターする技
急速に進化する英語ツールはこうやって使い倒す
Chat(チャット)GPT、英文添削ツール、テキスト読み上げサービス……
取材中、安河内哲也氏はパソコンやスマートフォン上でAI(人工知能)を活用した英語ツールを次々と起動させた。日本語のテキストは瞬時に英語テキストへ。AIは日本人でも聞き取りやすいテンポで英文を読み上げる。と思ったら、次の瞬間、日常会話を始めた。英会話教室のレッスンのようだ。
中高生から社会人まで幅広く支持されるカリスマ英語講師は、スマホ操作の手を止めると、こう語った。「英語学習にパラダイムシフトが起きた。勉強したい人はもう手放せなくなるだろう」。
言語コミュニケーションや英語教育政策などを専門に研究する山中司氏は、「いつでも、どこでも英語の勉強を行えるようになった。AIは真夜中でも答えてくれる。スマホを使えば、歩きながらでも英語の勉強ができる」と話す。
利用者の関心は「タイパ」
「タイパがいい」。それはこの時代、最高の褒め言葉だ。「時間対効果」はいつしか「タイムパフォーマンス」へ。ITが進化した今はごく短く「タイパ」である。短時間で高い満足度が得られるかどうかに利用者の関心が集まる。
チャットGPTなどのAIは英語学習のタイパを一気に引き上げることになる。もちろん、AIのタイパがよいのは見違えるほど精度が高くなったためだ。「(それを使いこなして)伸びる人とそうでない人の間で二極化が進む」と安河内氏は指摘する。
一方で、参考書などを活用した従来型の学習法も有用である。例えば日本企業が重視するTOEIC。「出題傾向を押さえることがポイントで、問題集を徹底的にやり込むことが有効だ」(会社員・英語学習アドバイザーの嬉野克也氏)。AI活用による学習と従来型の学習をうまく組み合わせていくことがベストだという。
それでも英語を学ぶ意義は大きい
気になるのは、AIの進化で英語学習自体の必要性がどう変わっていくかである。
「これからの英語学習の意義は?」。英語学習の専門家たちに聞いてみると、「人間同士、お互いが理解を深めたり、気持ちを共有したりするには、やはり直接コミュニケーションを取ることが欠かせない」との答えが多かった。複雑な事情が交錯するビジネスの交渉でも「AI任せ」は無理だろう。英語を学ぶ意義は大きいのだ。
さあ、新しい時代の英語学習に挑戦してみよう。まず手にするのはスマホである。
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