「仕事のできない人」は、だいたい"数字に弱い"

物事を印象で推し量るべからず

(写真:xiangtao / PIXTA)

今年もゴールデンウイークが終わった。長い連休のうちに国内外へ旅行に出かけた人も多いだろう。一方で、行楽は近場で済ませ、自宅でテレビを見ていたという人も少なくないかもしれない。

筆者はテレビに出演するようになってから、新聞のテレビ欄を以前よりも気にするようになった。これを眺めていると、どうも「!」とか「!!」といったエクスクラメーションマークが目につく。本来はここぞという強調箇所に使う記号ながら、最近のテレビ業界はインターネットや他メディアとの激しい競争の中で、少しでも目立つように多用してはいないだろうか。

「!」マークから読み解く時代の変化

さっそく調べてみた。下記をご覧いただきたい。当記事の執筆に合わせて1960年5月1日から原則10年おきに、朝日新聞東京版キー局のテレビ欄に記載されたエクスクラメーションマークの数だ。

(注1)TBSはかつてKRテレビ、テレビ朝日は日本教育テレビ、テレビ東京は東京12チャンネルだったため、現在の名前で統一
 (注2)テレビ東京(東京12チャンネル)は1960年5月1日時点では誕生していない
 (注3)「!」「!!」はそれぞれ記号として1個とカウント

1960年にはたった1個しかエクスクラメーションマークを使っていなかった奥ゆかしきテレビ欄も様変わりした。30年後の1990年には58倍、2015年には89倍になっている。アベノミクス下でインフレが進むかはわからないものの、テレビ欄の「!」「!!」インフレは着実に進行しているのだ。

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