ナイキが踏み切った大規模値下げ、スニーカー市場も価格競争が過熱⋯一方、オンやホカなど新興メーカー台頭で勢力図に変化も

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25年は大規模なセールに踏み切ったナイキ。日本を含むアジアでは販売が苦戦している(写真:編集部撮影)

「NBスニーカーの競争が厳しい」――。昨年来、靴小売りチェーン各社から聞こえてくるのがこの言葉だった。

NBとはナショナルブランドの略称で、メーカーが製造するブランド商品のこと。スニーカー業界ではナイキやアディダス、ニューバランス、プーマなどのメガブランドが知られている。なぜ有名メーカーのスニーカーが苦戦しているのか。

昨年夏ごろに大規模セール

異変が起きたのは2025年の夏ごろ。ナイキが大規模なセールに動いたのだ。以前からセールは頻発していたものの、全国の直営店をはじめアウトレット店、ECなどで一部50%オフといった大規模な値引きが行われたようだ。

ナイキの衝撃的な値下げはほどなくスニーカー市場全体へ波及する。客をとられまいと、アディダスなどの競合も追随。直営店がセールに踏み切ると、当然、各メーカーの販路でもある小売りチェーンもセールを始めた。

ただし、値下げをしたからと言って、必ずしもNBスニーカーが売れるわけではない。中でもコート系(元々バスケットやテニスシューズがルーツ)は厳しいようだ。

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