「仕事のできない人」は、だいたい"数字に弱い"

物事を印象で推し量るべからず

テレビに出演するようになってから、食事をしてコメントを求められるケースが出てきた。いわゆる、スタジオで気の利いたことを言わねばならない、あれだ。正直、恐怖だった。筆者は食事というものに特段の興味を持てず生きてきた。好きも嫌いもほとんどない。最高級品を食べさせてもらっても、美味かどうかもわからない。

初めてコメントを求められたとき、自分に話が振られると思っていなかったので、とっさに「今日は食事していなかったんで美味しいです」と答えた。

怒られた。

テレビでコメントする食事の感想パターンは?

では、ほかの人たちは、どう答えているんだろう。さっそく調べてみた。

テレビで食事をしてコメントをしている人の動画を100本見てみたのだ。

すると、だいたい5パターンに分類できるとわかった。

1. 味覚解説系
これはもっとも難しく、「シャケのおいしさがお野菜にもしみ込んでとてもおいしゅうございます」(岸朝子先生)といったような、プロの解説を加えるもの
2. 食感解説系
味そのものよりも、「かむ時に逃げていくくらいプリプリです」(水卜麻美さん)といったように、口のなかの感触を述べるもの
3. 状況解説系
その料理が作られるにいたった状況を説明するもので、「あのぅ、実に見事で収穫がばあっと入っている感じで」(栗本慎一郎先生)という万能応用形
4. 感想絶叫系
空豆を食べてひとこと。「これは空豆じゃない!!」(松岡修造さん)のように勢いよく話すもの
5. 一発ギャグ
「肉汁のナイアガラや~」(彦馬呂さん)」といったような職人技

 

体系立てるとこの5パターンに収斂する。このうち「食感解説系」なら筆者にもできると思った。「わー、サクサクですねー」とかだ。どうしても味を聞かれた際には「思ったより」と頭につけておけば、だいたい何をいってもいいと気づいた。彼女や奥さんの料理を食べて、感想を求められたときにも重宝するだろう。

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