「あの時助けていただいたミスドです…」もっちゅりんが続々終売のミスド。本業が伸び悩む「ダスキン」を新商品のヒット連発で支える"凄さ"

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1号店を示す看板
ダスキンの業績を下支えしているミスド。過去の危機を乗り越え、なお、写真は1号店を示す看板(筆者撮影)
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一時期は国内1000店を割り込んでいた「ミスタードーナツ」が、ここ数年ですっかり復調。話題の新商品「もっちゅりん」効果で、決算も好調……になるかはまだわからないが、期待は持てそうだ。

そんなミスタードーナツは、過去に何度も経営危機を経験し、運営元である「ダスキン」に助けられてきた。ここ数年の決算は、祖業のハウスクリーニング事業が伸び悩むダスキンを、好業績のミスタードーナツが支える「ミスドの恩返し決算」が続いている。

ミスドは「普通に絶好調」+ダスキンは「経費削減」=グループで利益4割増

今後とも、この状況は続くのか。そして、「自宅のクリーンサービスでシェア9割」というダスキンが抱える課題も探っていこう。

「株式会社ダスキン」の直近の通期決算(2025年3月期)を見てみよう。

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