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総まくり!有名大学の最新動向②「早慶上理」。早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学

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慶應義塾大学は産学連携や起業支援を目的とした施設をオープン (写真:PIXTA)
18歳人口が急減する日本。オンラインなど多様な学びが広がる中、日本の大学は今後どう変わっていくのか? そして、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『週刊東洋経済』では毎年、臨時増刊『本当に強い大学』を刊行し、最新の大学の現状や課題をまとめている(2025年版の購入はこちら)。

早稲田大学は、32年に迎える創立150周年記念事業の準備を進めている。3つのグローバルセンターを設け、建学の精神である「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」に沿う形で、各センターが「研究」「教育」「貢献」の発展を目指す。そのうち、24年度に設置された「グローバルシティズンシップセンター」は、「貢献」を深化する位置づけ。国内外でのボランティア、地域でのワークショップ、リーダーシップ教育などを推進する。

同事業の一環として、24年に早稲田キャンパスE棟の新築工事を開始。地上16階、地下2階の建物で、全学共通教室や学内のワンストップサービスの拠点、早稲田ポータルオフィスを配置する。27年9月に利用開始予定だ。

慶應大は産学連携を強化

慶應義塾大学は25年4月、産学連携や起業支援を目的とした施設「イール」を矢上キャンパスに開所した。2階建てで、1階のテーマは「集う」。学生や教職員が自然と集い、話し合い、学び合えるよう一面ガラス張りの開放的な空間となっている。2階は「試す」をテーマにした体験の場だ。ロボットの自動操縦、アプリ開発など実験やプログラミングの設備を備えたブースを4つ配置。学生が気軽に試作できる環境が提供されている。企業人のアドバイスを受けながらアプリ開発をする、といったワークショップも行われている。

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