
関西学院大学は人々が集い共創する拠点「C-ビレッジ」開設 (写真:関西学院大学)
18歳人口が急減する日本。オンラインなど多様な学びが広がる中、日本の大学は今後どう変わっていくのか? そして、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
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関西大学は25年4月、「ビジネスデータサイエンス学部」を新設。マーケティングや経営学などビジネスの観点、AIやビッグデータなどデータサイエンスの観点、両面から社会課題を解決できる人材を育成する。身に付けた知識やスキルをPBL(Project Based Learning:課題解決型学習)や就業体験で実践し、不足を感じた力を授業で獲得する循環によって学びを深めていく。
関学大は共創拠点を開設
関西学院大学の神戸三田キャンパスは25年で開設30周年となる。同年4月、さまざまな人々が集い共創する拠点として「C-ビレッジ」を開設。起業を志す学生や地域の人々を産学官民連携によって支援するインキュベーション施設「S-ベース」、全国から集まる学生の居住拠点となる同キャンパス初の学生寮「創新寮・G-ドーム」、学生はじめ地域住民も利用できる24時間オープンのフィットネスジム「FIT365」からなる複合施設だ。学生が多様な人々と交流できる場となる。創新寮の設置により、地方の高校生も同大学を目指しやすくなる。
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