「ホテル高いな…そうだ、ローソンに泊まろう!」 コンビニの「車中泊施設」参入が”納得”の理由と、乗り越えるべき2つの重大課題

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ローソンの看板
ローソンが車中泊事業に乗り出すと話題に。その勝算や課題は?(筆者撮影)
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コンビニ大手「ローソン」に、泊まれるようになった。といってもホテルを始めるわけではなく、駐車場の空きスペースを、車中泊施設(RVパーク)として転用するというものだ。

小売業(コンビニ)で手堅く成長してきたローソンが参入する「車中泊施設」。実は、ローソンにとっては「元手がほぼかからず、全国展開可能なスキマビジネス」だ。ただ、乗り越える課題も相当にあり……ローソンの新たな挑戦の成否を見通してみよう。

宿泊への参入は、実質上の「駐車場をRVパークに間貸し」

RV駐車場のイメージ。エンジンをかけなくても就寝できる工夫がされているのが、おわかりだろうか(筆者撮影)
ローソン RVパーク
ローソンの「RVパーク」設置 プレスリリース(ローソン公式資料より)

車中泊施設を設置するローソンは、千葉県内の「一宮東浪見店」「南房総岩井海岸店」など6店舗。既存の駐車場の一角を、「日本RV協会」が認定する車中泊施設「RVパーク」に転換する。

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