ローソン「最近めちゃ行く人」が増えた納得の理由 消費者に寄り添った、実用的なコンビニに進化
ローソンが好調だ。
1月10日に発表された2025年2月期第3四半期決算では増収・増益を達成。営業収益は約8700億円で前年同期比6.8%増、事業利益は約830億円で前年同期比で10.2%の増加になっている。
2024年は月次業績も売上高・客単価共に連続で上昇し続けている。特に、利益については2年連続で過去最高の業績を叩き出しており、飽和しつつあるコンビニ業界の中でも調子の良い記録を出している。
業界1位のセブン-イレブンにはまだ及ばないものの、同社が減益したことを踏まえると、業界内で2位3位に甘んじてきたローソンの追い上げに拍車が掛かっている。
では、ローソン好調の理由はどこにあるのだろうか。同社の説明や、私自身のフィールドワークを元に考えると、それは「消費者目線の政策」にあると思う。それを、
① お得さ(+楽しさ)を打ち出す政策
② 利便性の向上
③ 空間としての楽しさ
② 利便性の向上
③ 空間としての楽しさ
の3つの観点から説明しよう。
インフレ時代の大胆値下げ
1つ目は、お得さ(+楽しさ)を打ち出す政策だ。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら