週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ライフ

ローソン「最近めちゃ行く人」が増えた納得の理由 消費者に寄り添った、実用的なコンビニに進化

10分で読める
  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
2/7 PAGES

同社では、2022年から「ハピろー!(ハッピー・ローソン・プロジェクト!)」を開始。これは、「未来のマチにハッピーを生みだすチャレンジを、どんどんしていく」プロジェクトだが、その一環として、「盛りすぎチャレンジ」など、数々のお得なキャンペーンが行われている。

例えば、「盛りすぎチャレンジ」。これは、2023年から断続的に行われているキャンペーンで、商品の値段はそのまま、量を増量するもの。

2024年6月にも行われたが、人気スイーツ「プレミアムロールケーキ」や「バスク風チーズケーキ」、また「牛肉入りカレーパン」が従来商品から47%増量されている。

ローソンの代名詞になりつつある「盛りすぎチャレンジ」。消費者にとって、明朗な企画なのも好評の理由だ(出所:ローソン公式サイト)

キャンペーンがはじまったきっかけは、第1弾キャンペーンを行う2023年2月に、4000品目以上の値上げが予測されていたことから。世間でのインフレ傾向に逆張りし、「ローソンではお得に商品が買える」ことをアピールした。

特にコンビニ各社での「ステルス値上げ」がまことしやかにささやかれる現在、こうした思い切った政策が、顧客の支持を集めているのだろう。

また、「盛りすぎチャレンジ」は、増量された見た目のインパクトも相まってSNSでネタになることも多く、それらもキャンペーンのイメージアップに貢献している。

いずれにしても、顧客側から見た「お得さ」「楽しさ」がこうした施策に表れている。

デリバリーの充実と商品ラインナップの拡充で利便性を向上させた

2つ目は、利便性の向上である。

特に、大きな増益エンジンとなったのが、デリバリーサービスとの連携。ローソンはコンビニ各社の中でも早い段階、2019年からウーバーイーツとの連携を始め、アプリ上でローソンの商品を頼むことができるようになった。

次ページが続きます

3/7 PAGES
4/7 PAGES
5/7 PAGES
6/7 PAGES
7/7 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象