目標を達成する人は、心をこう鍛えている!

意志力を鍛えるための「日常の習慣」

3つ目が「長時間の労働」です。仕事で疲れ果ててしまうと、食べ過ぎ・飲み過ぎ・遊びすぎをして、欲求に自制が効かなくなることがありますが、これもウィルパワーが足りなくなったサインです。

4つ目が「血糖値の低下」です。自制心を使うときには、脳はブドウ糖の一種であるグルコースを大量に消費します。

忙しいからといって朝食を抜きにすると、仕事中に血糖値が足りなくなり、大事な仕事でウィルパワーを使えなくなってしまいます。

午後や、人生の節目には注意

ウィルパワーが下がる原因の5つ目が「決定疲労」です。これは、意思決定の多い管理者やマネージャー、経営者が注意すべきことです。

特に、脳内のグルコースが不足しがちな午後の遅い時間になると、ウィルパワーの源が足りなくなる傾向になるので、注意が必要です。夕方や夜の時間に、仕事上の大切な意思決定を行う会議などは、避けたほうが賢明でしょう。

人生の「節目」の時期も注意が必要です。就職や転職、異動や転勤、起業・独立などのキャリアの節目や、結婚・出産・入学などの人生のイベントがそれにあたります。

私の場合は、引越しのときにいつも決定疲労を起こし、心のスタミナの消耗を実感しています。子どもがいると、学校選びなど、決めなくてはいけないことが倍増するので、もっと大変です。しまいには「もう勝手にしてくれ、全部好きに決めてもらっていいから」と誰かに任せたくなってしまいます。これは、意思決定の数が過剰になりすぎて、脳が決定疲労を起こし、心のスタミナが低下している状態です。

さらに決定疲労を起こすと、物事を決める作業を先延ばししたり、決定することを回避したりするようになります。

また、日常的に必要な決定ごとに対しても使えるウィルパワーが不足してしまい、レストランのメニュー選びでも面倒に感じ、店員さんのお任せに従うことがあります。ショッピングをすると、つい高額な出費をして後悔します。

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