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第1回:鶴巻監督が語るガンダム「ジークアクス」制作秘話
第2回:「エヴァ」完結が「ジークアクス」に与えた影響
第3回:「ジークアクス」が取り戻したかった大胆な世界
第4回:「ジークアクス」は自由に遊べる「砂場」を目指した
【主・プロデューサー杉谷勇樹氏インタビュー】
第1回:スタジオカラー杉谷Pが明かす制作現場の現実
第2回:「ジークアクス」を生んだプロデューサー3人の縁
第3回:プロデューサーが見た「ジークアクス」監督の素顔
監督をやりたいモチベーションは強くない
――庵野秀明監督と一緒に仕事をしてきた中での考えとして、「見えていないかもしれない部分について注意喚起をしておく」「選ぶかどうかは別として、可能性は示す」と(第4回より)。
仕事論に関連して、鶴巻監督は2001年のインタビューで、「自分にとっては『新世紀エヴァンゲリオン』のような作品に参加することが目標だったから、『エヴァ』を終えてアニメ業界に入った目的を果たしてしまった」というようなお話をされていました。次に向けてのモチベーションをどう立て直したのですか?
テレビシリーズの『エヴァ』が終わったあと、庵野が実写に行くんです。映画『式日』や『キューティーハニー』など。でも、当時のガイナックスにはアニメ制作の現場が残されていて、優秀なアニメーターがたくさん育ちつつあった。そんな中で、庵野からも次は「鶴巻がやるしかないんじゃない」という圧力のようなものがあった。
実を言うと、僕は、いまに至っても監督をやりたいモチベーションは強くないんです。アニメを作っていられればいい、絵を描いていれたらいいので。アニメ制作のスタッフの1人でいいし、そのアニメが良くなることに貢献できたらなお良い。でも、当時の状況もあって立場上そうなっちゃったか、という感じです。



















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