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まるで『Plazma』のような展開。サンライズへ異例の出向、『ジークアクス』を生んだプロデューサー3人の縁/カラー杉谷勇樹プロデューサー②

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カラーの社員がサンライズに出向。そこで生まれた3人のプロデューサーの縁が『GQuuuuuuX(ジークアクス)』の企画につながった。画像は本作に登場する赤いガンダムと主人公ら3人 ©︎創通・サンライズ

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2025年4月、ガンダムシリーズ待望の新作がテレビ放送を開始した。『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』である。平日深夜24時29分からの放送だったが、多くのファンがリアルタイムで視聴し、近年のテレビアニメとしては異例の盛り上がりとなった。
サンライズとスタジオカラーが共同で制作した本作の主・プロデューサーを務めた杉谷勇樹氏(カラー所属)に話を聞いた、全3回のインタビュー。アニメ制作現場の現実、過去からの変化について明かされた第1回に続き、第2回では杉谷氏がサンライズに出向したことで生まれた縁、本作の企画につながった3人のプロデューサーの縁、まるで『Plazma』のような展開などについて語られた。

[杉谷勇樹氏 プロフィール]
すぎたに・ゆうき 1985年生まれ。東映アニメーションを経て、2011年にカラー入社。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』『機動戦士ガンダムUC episode7』制作進行。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』アニメーションプロデューサー。『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』主・プロデューサー。

第1回:スタジオカラー杉谷Pが明かす制作現場の現実
(第3回は、26年2月中旬公開予定です)

【鶴巻和哉監督インタビュー】
第1回:鶴巻監督が語るガンダム「ジークアクス」制作秘話
第2回:「エヴァ」完結が「ジークアクス」に与えた影響
第3回:「ジークアクス」が取り戻したかった大胆な世界
(第4回、最終回は26年2月中旬公開予定です)
※本インタビューでは、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の内容に言及します。

アニメ制作の「足並みを揃える」とは?

――『GQuuuuuuX(ジークアクス)』は苦労の多い現場でしたか?

少なくはなかったですね。それなりに長く作っていましたし、特に今回はサンライズさんとの共同制作でしたので、2社の足並みを揃えるところに難しさがありました。

――足並みを揃えるとは?

『GQuuuuuuX(ジークアクス)』は全12話のうち、6話数ずつをカラーとサンライズさんとで分担して作っています。

ただ分担しているといっても、それぞれが独自に制作を進めていたわけではありません。監督や総作画監督は共通ですし、背景・仕上げ・撮影も同じ会社(ととにゃん・Wish・T2studio)へ依頼しています。ですので、細かいデータ仕様や取り回しのルールを揃える必要がありました。

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