取材時に「この会社の計画は保守的だ」と、四季報記者が判断する銘柄がある。四季報記者が独自に出した予想数字と、会社計画との差が大きければ、市場のサプライズ材料となり相場が大きく動く可能性がある。四季報予想がどれだけ強気かを乖離率でランキングした。
1位は産業用クラッチ大手の小倉クラッチ。2026年3月期の営業利益予想について、会社予想は6億4000万円だが四季報は11億円とみる。乖離率は71.9%だ。2月12日に発表した第3四半期決算では、営業益が9億2400万円と会社の通期計画をすでに上回っている。会社は通期予想据え置きで、四季報の強気予想の理由となっている。
投資金額10万円以下も
2位は乖離率が57.9%の食肉中堅、林兼産業。水産飼料の原料調達コストが改善して利益が増えそうなうえ、養豚の相場高を背景に伸びが想定を超えそうだ。第3四半期時点の営業益が15億9600万円と、会社通期計画の9億5000万円を超えている。
同社の株価は1000円以下で、必要資金が8.8万円と買いやすい点も特徴だ。個人投資家にとっては資金面のハードルが低い。新NISA(少額投資非課税制度)をきっかけに少額で買える銘柄に資金が集まる例が増えており、四季報強気予想が株価をさらに押し上げるかもしれない。






















無料会員登録はこちら
ログインはこちら