「やる気が出ない」のは意志が弱いからではない。脳が"超なまけもの"な納得の理由と、一瞬で動けるコツ

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ミニマル脳習慣
脳は働きものどころか「超」がつくほどの「なまけもの」です(写真:Ushico/PIXTA)
やらなければいけないことに手がつかず、ついついスマホに手が伸びてしまう——そんな経験は、多くの人に心当たりがあるだかもしれません。しかし、先延ばしは「意志が弱いから」ではありません。実は、人間の脳は省エネ設計で、新しい行動を避ける性質を持っています。本稿では、『ミニマル脳習慣』を一部抜粋のうえ、先延ばしをする脳の仕組みと、やる気に頼らずに行動を引き出すシンプルな方法を、脳内物質ドーパミンの働きから解き明かします。

先延ばしするのは、脳の仕組みのせい

夜8時。今日中に終わらせようと思っていた仕事に、まだなにも手をつけられていない。提出期限は明日の午前中までなのに……。

さっきから「そろそろ、お風呂に入ろう」と思ってはいるけど、なんだか動くのが面倒で、ソファーの上でスマホをいじって、もう40分が経とうとしている。

家族に「明日、ゴミの日だから、今日中にまとめといてよ」といわれたけど、「あとでやればいいや」と思い、そのまま忘れて、次の日の朝にケンカになった。

こんなふうに、やらなければいけないことがあるのに、どうにもやる気が起きないタイミングってありますよね。あとで切羽つまってから「あのとき、なんでやらなかったんだろう……」と後悔することもあるでしょう。

自分のことが嫌になってしまいそうですが、実は、やる気が出なくて、つい先延ばししてしまうのは、あなたの意志が弱いからではありません。脳の仕組みによる、ごく自然な反応なのです。

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