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「やる気が出ない」のは意志が弱いからではない。脳が"超なまけもの"な納得の理由と、一瞬で動けるコツ

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  • 菅原 道仁 脳神経外科医・菅原脳神経外科クリニック院長
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行動というと大げさに聞こえますが、本当に小さなことで構いません。企画書を今日中に完成させたいと思っていて、でも、やる気が出ないときは、たとえば、イスに座ることを最初の目標にしてみてください。とりあえず企画書のことは置いておいて、まずはイスに座ることだけを考えるのです。

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それくらいなら、できそうな気がしてきませんか? イスに座ることができたら、すかさず「私って、えらい! すごい!」と自分をほめてください。ほめることで、さらに脳内にドーパミンが出ます。

イスに座れたら、次はパソコンの電源を入れて「えらい!」。

パソコンが立ちあがれば、パスワードを入力して、ログインして「すごい!」。

こんなふうに、まずは、できそうな小さな行動をやってみると、わざわざ「やる気を出そう」なんて思わなくても、自然と次の行動をしてしまうのです。こうすれば、企画書に向きあうハードルが、ぐっと下がります。

この現象を「作業興奮」といいます。面倒だと思っていた掃除をいったんはじめると、つい部屋の模様がえレベルまでやってしまった経験のある人がいるかもしれませんが、あの状況です。

やる気が先か? 行動が先か?

多くの人が誤解していることですが、人間の脳は、

×やる気が出る➡行動する

ではなく、

〇行動する➡やる気が出る

の順番が正解です。

やる気が出るのを待っていても、そんなタイミングは絶対にやってきません。やる気が勝手にわきあがるというのは幻想です。なので、やらないといけないことがあるのに、でも、やる気が出ないときは、まずは少しだけ動くことを意識してみてください。

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