子どもの朝食「体と心を守る」"ちょっと"の工夫。YouTubeで人気の管理栄養士「朝ごはんが食べられない子」→「食べられるように」するヒント

忙しい朝は市販品を〝出すだけ〟でOK
たんぱく質食材の代表は、肉・魚・卵・大豆製品。これらを1日3食でとってほしいのですが、皆さんがいちばん忙しい時間帯ともいえるのが朝。忙しさゆえ、朝食が食パンだけ、ふりかけごはんだけ、というご家庭もあるかと思います。
朝から卵を焼くのは面倒……ということも多いと思います。でも大丈夫。朝のたんぱく質補給は手作りしなくてOK! 市販の温泉卵、レトルトのミートボール、ちくわ、はんぺん、冷凍の焼き魚、ツナ、ちりめんじゃこ、豆乳、そして納豆。最近では「出すだけ」のたんぱく質食材がたくさん売られています。
わが家でも、ちくわやミートボールは朝食の定番。朝食のマンネリ化も防いでくれるので一石二鳥です。たんぱく質は夕食で多くとり、朝食では少なくなりがちですが、朝にたんぱく質をとることはメリットが大きいんです。
まず、朝にたんぱく質と炭水化物をセットでとると、体内時計のズレがリセットされ、睡眠のリズムをととのえられます。脳内ホルモンが分泌されることで、やる気や集中力も高まって、勉強や運動にも意欲的にとり組めるようになります。ストレスホルモンの分泌も抑えられます。
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