他にも、会話を繰り返すことの「落とし穴」があります。
意外と多いのが、質問されたことを繰り返すことです。
これは具体的にお伝えしたほうが早いと思います。
Aさん:Bさんは〇〇について、なぜ問題が起きていると思う?
新人Bさん:なぜ、問題が起きてるんでしょうね?
Aさんは、Bさんの意見が聞いてみたいにもかかわらず、Bさんの質問の繰り返しを聞いたところで「なんだろうこの新人……」と感じるわけです。
また、なぜか質問を繰り返す方の多くは、深く思考しているかのように遠い目をしていることが多いです。
今すぐ、遠い目をやめ、現実に意識を戻し、自分なりの意見を伝えましょう。
【NG②】枕詞に著名人の名前を使う
次に、自分からの発言について気をつけたいことをお伝えします。
この発言をついついしている人は「一撃でNG」と思われることも多いので、ぜひ押さえてもらえると幸いです。
自分の意見を伝える前に、「〇〇さんが言っていたのですが……」と「堀江さん」「ひろゆきさん」「西野さん」などの著名人や有名社長の名前を枕詞として使用する。
ちなみに、私に対して元お笑い芸人ということもあり、「西野さん」の名前を使う方もまれにいますが、使われた瞬間、その方と話す気をまったくなくします。
なぜかというと、その方の意見ではなく「西野さん」の意見なので、その方から聞く必要がないからです。
これは、ビジネスパーソンのどの層にも当てはまるとも思いますが、「仕事の本質をわかっていない」「人の真理とは……」と、ペラペラと語りたがる方が、人の真理にたどり着いているとは到底考えられません。
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