「パワハラ上司」巧妙な3大"陰湿攻撃"と回避法 「悪くない部下」をじわじわと追い込む蟻地獄

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陰湿な上司
パワハラ上司が巧妙に仕掛けてくる陰湿な3つの攻撃とは?(写真:mits/PIXTA)
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」 と心理学者のアドラーが考えたように、ほぼ全ての人が人間関係で悩んだ経験があるはず。
元お笑い芸人である中北朋宏氏は、芸人引退後に未経験でコンサル業界に転職し、「笑いの技術」を駆使して3年で売り上げナンバーワンに。
その後、起業して株式会社俺を設立。現在は心理的安全性や営業力を向上させる独自のノウハウ「コメディケーション」を260社、2万6000人以上に提供している。
最新刊『おもしろい人が無意識にしている 神雑談力』では、中北氏がこれまでの経験やお笑い芸人として培った技術を駆使した「人を動かすコミュニケーション術」を網羅。
以下では、その中北氏が「陰湿な上司への対策」について解説します。

増える「巧妙」なパワハラ

おもしろい人が無意識にしている 神雑談力
『おもしろい人が無意識にしている神雑談力』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

以前の記事【「パワハラ禁止のはずが…」"陰湿な職場"急増の訳】では「心理的安全性の重要性」が悪い方向へ働いてしまい、キャリアの安全性が保証されていない「ゆるい職場」が生まれてしまっていることについて書きました。

「ゆるい職場」とは心理的安全性(≒居心地の良さ)は確保されているものの、キャリアの安全性を感じることができない職場のことです。

これに気づいた優秀な若手から組織を抜けるということが起き始めています。

そうなってくると上層部は、結局は心理的安全性(≒居心地の良さ)だけではダメ、「成長のためには厳しい指導も必要」となり、ネジを締め直すように、キャリアの安全性を担保するために厳しさを復活させようと試みる会社も増えてきています

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