「聞くプロ」がさりげなく実践している3つのこと これがカギ国山ハセンが勧める「喜『驚』哀楽」

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コミュニケーション
対話のスキルは才能ではありません。トレーニング次第で誰でも身につけられるものです(写真:kikuo/PIXTA)

相手の目を見て話を聞きながら、話を心地よく促進させるリアクションをすることで、相手は「もっと話せる、もっと話そう」という気持ちになります。

よい「受け身」が対話を促進する

よい「受け身」をすることで、焚火(たきび)に薪(まき)をくべるように対話の温度が上がり、対話の中身が本質へと深まっていきます。

逆に、「リアクションなし」の聞き方は相手を緊張させることに。

国山ハセン氏
国山ハセン氏(写真:東川哲也 朝日新聞出版写真映像部)

いくら話を真剣に聞いていても、微動だにせずじっと固まっていると、相手は「怒っているのかな」「私の話、つまらない?」とドキドキしてしまいますよね。相手に伝わるように、能動的に「リアクションをする」と意識づけることが大切です。

リアクションにはいくつか種類がありますので、できそうなものから意識的に取り入れて、体に染み込ませましょう。

対話のスキルは才能ではありません。トレーニング次第で誰でも身につけられるものです。対話の場面で繰り返し練習していれば、いつの間にか無意識にできるようになります。

○レベル1 相づち

言葉を発しなくても、相手の目を見て話を聞きながら首を縦に振るだけで「あなたの話を聞いていますよ」というメッセージに。安心して話を続けられます。ただし、相づちの打ちすぎは軽い印象を与えて逆効果なので、適度なペースを守りましょう。

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