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アクセンチュア社長「電通とけんかする気はない」 2015年からトップ務める江川昌史氏インタビュー

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売上高は10期連続で2桁成長。

アクセンチュア社長の江川昌史氏
江川昌史(えがわ・あつし)/アクセンチュア社長。1965年生まれ。89年慶応大学商学部卒業、アクセンチュア入社。2014年副社長を経て、15年9月から現職。20年からは日本市場の総責任者としてグローバル経営委員会にも参画(撮影:尾形文繁)

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鳴動する政治。終息しない戦乱。乱高下する市況。その先にあるのは活況か、暗転か――。『週刊東洋経済』12月23-30日 新春合併特大号の特集は「2024年大予測」。世界と日本の行方を総展望する。

本記事は「東洋経済オンライン」有料会員限定のロングバージョンだ。
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成長著しいコンサルティング市場の活況は続くのか。世界的大手、アクセンチュア日本法人の江川昌史社長を直撃した。

 

──国内コンサル市場は旺盛な需要環境が続いています。

相変わらずDX案件が市場を牽引しており、われわれの売上高も10期連続で2桁成長となった。

アクセンチュアは戦略やテクノロジー、BPOなど、サービスごとに組織が分かれている。縦割りになりがちなところを、日本では所属先を問わずにチームを編成する「ジャパンモデル」で臨んでいる。グローバルで日本が一番の成長を見せていることから、海外拠点でもジャパンモデルを展開する機運が高まっている。

モデルを横展開できる案件が増えた

足元の社員数は、国内だけで2万2000人まで拡大している。日本向けの仕事に取り組んでいる人員数でみると、インド人やフィリピン人など海外拠点の所属も合わせ、4万人規模となっている。

また、地方にも(コンサル需要が)だいぶ広がってきた。顧客の地域はもちろん、新入社員の出身大学も全国的になり、仙台や名古屋に拠点を開設した。

――案件の中身には変化がありましたか。

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